2.自然農を成功させる極意「虎の巻」

どうすれば「自然農」を成功させることができるのでしょう?
この「虎の巻」では自然農をスタートさせるために、特に知っていただきたい大切なポイントを抽出しました!ぜひご一読ください。
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1.自然農のはじめ方

「自然農」を実践する上で、知っていただきたい基本的なポイントをまとめました。

耕さない

いちばん大切なのが「耕さないこと」自然界の大地では、たくさんの動植物や微生物が暮らし、次世代へ生命のバトンを渡すことを繰り返しています。

原則2 肥料・農薬を使わない

自然にまかせておけば土は豊かになります。人間が何かをそこに持ち込むとバランスが崩れます。

原則3 虫と草を敵としない

多くの生物は草の周囲に暮らしています。虫はもちろん小さな土壌生物も土を豊かにし、作物の生長を助けます。

<ワンポイント解説>

耕さなくて、なぜ大丈夫? [詳しく見る↓]

自然の中には「野菜も草も自然に生えるような仕組み」ができあがっています。自然農の畑は調和のとれた生態系が成り立ち「無限の命」に支えられ、作物が育ちます。耕さなくても、肥料をやらなくても、必要な栄養が自然の中には備わっているのです。

害虫対策は? [詳しく見る↓]

自然農の世界では「害虫」という言葉は使いません。みな必要があって存在しているので、害虫とそうでない虫の区別は 自然界では存在しないのです。

野菜にとって注意すべき虫が来た場合、植物と虫の世界でもコミュニケーションが取られ、その虫の天敵となる虫が呼び寄せられる、そのような自然の豊かな営みが行われています。

【動画】自然農の三原則


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農具の準備

3つの道具を中心に、必要な道具を準備します

畑作り

雑木林や家庭の庭などで、畑となる場所を確保します
草刈りをしたうえで、畝をつくります

種まき

畑の状況や季節により最適な方法が変わります

収 穫

野菜によって収穫方法が異なります

種をとる

在来種・固定種であれば種を採取することが可能です

農具の準備

必要な道具を準備します

畑作り

雑木林や家庭の庭など、畑となる場所を確保して、草を刈り、畝をつくります

種まき

畑の状況や季節ごとで、最適な方法で種をまきます

収 穫

野菜によって収穫方法は異なります

種をとる

在来種・固定種は種を採取できます


<ワンポイント解説>

「自然を支配しようとしないこと」「生命の循環に寄り添い任せること」が様々な場面において大切な考え方となります。

【動画】自然農の全体像

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2.自然農の基本

2-1
道具の準備

道具

2-2
畝作り

畝

2-3
種のまき方

種まき

2-4
雑草の管理

雑草

2-5
収穫・種とり

収穫

刃がノコギリ状になっていて、草刈りも収穫もこれ1本で対応が可能。種を蒔くときに土の塊を細かく砕くこともできます。

錆びにくいステンレス製がお勧め。土や水がついた状態で放置しないように注意を。

新しく畑を開墾する時や雑木林の木を倒す時など、幅広く使うことができます。

農具

【動画】農具について

移植ゴテ  三角ホー レーキ 三本鍬 プラスチックボール


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作物を育てるために、土を盛り上げた箇所を「畝」と呼びます。畝は地域の気候・地形・地質など土地の条件によって、畝を作った方がよい場合、創らない方がよい場合があります。水はけのよくない場所や、雨の多い地域は畝があったほうが良いでしょう。

1

まず畝となる場所の四隅に棒を立て、ロープを張ります

2

畝となる場所の草を刈ります/ 草を外側に掻き出します

3

ロープの外側にスコップで溝を掘ります

畝の真ん中が高くなるように堀った土を入れます

畝の上をかまぼこ型・山型に、天辺に水が溜まらないように整地します

最後に刈った草を畝の中央に乗せます

【動画】畝作り


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自然農では、種をまくことを「種を下ろす」と言います。同じ野菜でも畑の状態や季節によって、よりよい方法が変わります。

(冬)菜っ葉類「バラまき
・種が入るように細かく土を砕く
・草を刈る(根っこは残す)
・高い位置から全面に飛ばすようにまく
・土をたたく(種が土の中に入っていく)
・上に小さい草を散らす(乾燥除け)

(春夏)菜っ葉類「すじまき」
・三角ホーで根っこまで削る
・地面を削りながら土を細かく砕く
・間隔をあけながら種を並べる
・土をかぶせる / その後おさえる
・草をかぶせる

【動画】種をまく

<ワンポイント解説>

事前に農地の準備をしておきましょう!
・種をまく箇所の草を刈ります
・レーキを使って整地します


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刈った草を畑に敷くことで、養分となり土を豊かにしてくれ、作物を乾燥から守ってくれます。

  1. 草の踏み倒し
    ・レーキで草を掻く
    ・立ったままの草は鎌で根から切る
    ・道具を使い分け踏み倒す
    ※草を踏み倒すことで次の草が生えなくなる(草マルチ)
  2. 草刈り
    ・三角ホーで根っこまで削る
    ・地面を削りながら土を細かく砕く
    ・間隔をあけながら種を並べる
    ・土をかぶせます/ その後おさえる
    ・草をかぶせる
    ※作物に光が当たるように、周りだけ刈る

【動画】草の踏み倒しと草刈り


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【動画】自然農の収穫

  1. 収穫
    野菜によって収穫方法が異なります。
    詳しくは、動画「カリキュラム2【実践法】『自然の収穫』『野菜ごとの育て方』」をご覧ください。
    『野菜ごとの育て方』
  2. 種をとる
    在来種・固定種であれば種を採取することが可能です。自然農では基本的にタネを自家採取していきます。取れた種は同じ畑にまくと育ちやすい。

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3.自然農を成功させる三つの極意


  • 土の中に良い微生物がいるか?活性化しているか?が大きな要因となります
  • 肥料や農薬を使うと土が弱くなり、微生物の多様性が失われます
  • 農薬や肥料を使用していた畑で自然農を行うと、4年~5年経っても野菜が実りません

  • どのようにすれば、微生物が活性化するかが重要となります
  • 畑を選ぶ際に、きれいに整った雑草のない畝のある畑は避けてください
  • 雑木林のように雑草が生えて、一見畑に向いていないように見える場所が望ましいです
  • 雑草が生えているところは「栄養がある土地」と言われています

  • まずは家庭菜園、ベランダ菜園からはじめてみましょう!
  • 次に規模を拡げて、大きな畑で試してみましょう
  • 雑木林、耕作放棄地、市民農園を探してみるものよいでしょう

<ワンポイント解説> 

土の中の微生物について
(重要なポイント) [詳しく見る↓]

土壌には多種多様な微生物が存在します。その数は1グラムの土壌に約100~1000万とも言われています。慣行農法で化学肥料や除草剤が使用されていた場合、草が生えないので有機物が供給されないうえ、薬により土中の微生物が減少しているため、自然農への転用は難しいとされています。土の中に微生物がいるか?微生物が活性化しているか?は自然農を成功させる上での重要なポイントです。

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4.おわりに

令和6年元旦に発生した能登半島地震では、住宅被害は5万棟を超え、集落は孤立化
地域全体のライフラインも止まり、甚大な被害に見舞われました。

もしも、日本国内で大規模災害が同時多発的に発生した場合・・・
例えば、南海トラフ巨大地震では、被害想定が東日本大震災の10倍。
西日本全体が壊滅状態になると言われています。

日本の国土の半分が被災すると、国内での救助や支援は当面の間、見込めないでしょう。

自然農の知識と実践を身に付けておくことが「必要な備え」になると私たちは考えます。

災害大国ニッポンに暮らすわたしたちー
まずは、「生命の食・ガイアプラン」を通して、自分自身や家族など身近な人を守るための必要最低限の「食」を自給できるように、自然農をはじめましょう!

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